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Channel: キャンプ場 | 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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サブスクでお得!棚田を活用した自由なキャンプ場が高千穂に11月オープン

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高千穂町の棚田でのキャンプ風景

202211月、宮崎県高千穂町に「タカチホ棚田キャンプ」というキャンプ場がオープンする。山々に囲まれ日当たりと水の便が良い高千穂町では古くから稲作が行われ、規模の大きい棚田地帯を形成。こちらのキャンプ場もその名の通り、農閑期に使われていない棚田が活用されている。さらにこちらは会員制によるサブスクリプション方式を採用。会員数を30組に絞り、少人数による地域とのつながりをつくることも狙いとしている。

地域の方々の協力により、焚き火の薪は使い放題に!

「タカチホ棚田キャンプ」の企画・運営を手掛ける合同会社Trailheadは、宮崎県高千穂町の地域おこし協力隊として活動した、福島優さんが起業。「高千穂にアウトドアの入口をつくる」目指し、11月~4月の農閑期に使われていない棚田に着目し、会員制のキャンプ場として貸し出すことを企画した。

高千穂町の棚田の風景

高千穂町の棚田の風景

自分達でギアを持ってこられるキャンパーを想定し、キャンプ場となる4枚の田んぼにはあえて何も置いていない。さらに地域の方々の協力により、森の間伐・手入れをして出た枝などが、薪として使い放題に設定した。キャンパーは広々と大型のテントなどを張り、使い放題の薪で量を気にせずに焚き火ができる。チェックインもアウトもなく、自由なキャンプ場を目指しているという。

地域の人々との焚き火風景

運営には地域の人々の協力が不可欠だ。

地域の暮らしの中にある棚田でのキャンプが可能となっているのは、地域の方々の協力によるもの。福島さんが2年の歳月をかけて、じっくりとタカチホ棚田キャンプへの理解を地域へと浸透させた。収益の一部は棚田の持ち主や自治会、神社へ寄付するという。

地域にとっては棚田の風景を知ってもらえて交流もでき、収益にもなる。一方キャンパーにとっては広大なフィールドでキャンプが楽しめ、薪も使い放題。さらに地元の人つながりもできる。双方にとってメリットがあるよう設計されているのだ。

夕方の棚田でのキャンプ風景

薪使いたい放題はかなりうれしい!

タカチホ棚田キャンプのサブスクリプションプランは3か月に設定されている。これは地域とのつながりをより多く、より濃くしてもらいたいと思いによるもので、高千穂へのミニ移住体験としても活用することができる。滞在が長くなればなるほど会員にとってはお得になり、地域にとっては買い物や交流が増え、地域貢献となる。

この仕組みが広がることで既存の田んぼの有効利用となり、関係人口の増加も見込めるかもしれない。タカチホ棚田キャンプの運営によって、そんな幸福な関係を目指している。

【サービス概要】
期 間:11月~1月・2月~4月 2クール
会員数:30組
価格 :3ヶ月
    ソロ+プラン  20,000円(税込)
     会員+1名までご同行いただけます。
    グループプラン 25,000円(税込)
     会員他4名までメンバー登録でき、
     会員とともにご同行いただけます。
※収益の一部は棚田農家さんや公民館、石神神社に分配
サイト:https://tanacam.kntf.jp/

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